ミラクルデンチャー(ミラクルフィット)の講習会

歯科診療について

         

7月22日の日曜日は、大阪の千里中央で、第2回FJ会員臨床研究会(ミラクルデンチャーの講習会)で、
懇親会も含めて、朝から夜遅くまでミラクルデンチャーの考案者である中川瑛雄先生から多くのことを学んできました。

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ミラクルの世界では、材料、器具、作成手順、知識などは勿論大切なのですが、
力の欠け具合や、硬化におけるタイミングや、はずすときの力の入れる部位、
動揺している場合の調整度合いなど、ほんのちょっとの微妙な器用さが結果にとても大きく作用すると思います。
それを何度も動画で見せていただきました。

このちょっとのコツで、他の方法では、どんなにいい材料やテクニックを使っても難症例になってしまうもの、
たとえば、下顎前歯3歯残存で、欠損部の骨がかなり吸収していて、人工歯を並べると、
臼歯部の床がとてもぶ厚く、安定がとても悪くなるようなケースでも、
入れ歯が確実に止まり、硬いおかきをみごとに噛めるようになる。
このミラクルテクニックは、動画などで実際に見ないと理解する事はできないと思います。

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このテクニックは、今までの理論と異なるため、理屈だけでは大学教授でも理解することができないこのすばらしい技を、
中川先生に伝授していただけるチャンスをつかめたことは、とてもラッキーだと思っています。

また、硬いおかきなど、何でも噛めるようになり、
人生が変わったことを喜んで、涙を流していた九州からわざわざ大阪まで治療に来られた女性の患者さんはとても印象的でした。

人の人生をこれだけ変えてしまうミラクルはたいしたものです。

やりがいと使命感が沸いてきます。これからも益々ミラクルを突き詰めていきたいと思います。

 

懇親会では、ミラクルラボの3人の技工士さんとも深くお話できた事もとても有意義でした。

chinatable.jpg     chinatable2.jpg (中川瑛雄先生撮影)

 

ミラクルフィットは今までの入れ歯の概念をくつがえす、まったく新しい発想から生まれた入れ歯です。
  http://mfit300.com/hayashi-dental/miraclefit.html

 

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