一般歯科

当院では、虫歯の診断に、ダイアグノデントを利用しています。

Wikipediaでは、ダイアグノデントを以下のように説明されています。

  • レントゲン、肉眼で発見できない初期のう蝕を発見できる
  • 探針などのハンドインスツルメントを用いた場合に起こるCOう蝕を破壊、悪化させる事がない
  • 探針などのハンドインスツルメントでは発見できないしずく形状の裂溝の底のう蝕も発見できる
  • う蝕の経過を数値的に追えるため、経過観察中のう蝕の進行度合いが把握でき、MIに役立つ

つまり、虫歯を見落とさないという大きな利点がありますが、
それよりも、無意味に歯を削ることを避けることができるということがとても重要です。

たとえば、目で見て、奥の歯の噛む面が黒く見えた場合、この機械がなければ、虫歯と判断され、黒い部分を削って、詰める治療になりますが、
ダイアグノデントがあれば、たとえ黒く見えても、数値が低ければ健全と判断され、どうもない歯を間違って削るという誤診がなくなり、歯を守る事ができます

また、数値的に、虫歯ぎりぎりと判断された場合でも、すぐに削らずに、
フッ素などを用いて、ホームケアーを頑張って、数値を低くすることで、自然治癒を期待することができるということです

つまり、ダイアグノデントは診断には、必ず必要なものです。

当院では自分の歯を残すことを考えた、治療を行います。

歯がなくなると、食べ物が限られ、栄養のバランスを保つのに苦労することになります。
当院では、なるべくご自分の歯を残すことを念頭に置いています。

しかしながら、治療が手遅れの場合は、歯を失うことにもなりかねません。
虫歯や歯周病は、早めに治療を受けられることが大切です。

痛いとき、しみる時、つめものが外れたときなど、皆様のご都合やご希望に応じ、インフォームド・コンセントのもと適切な治療を行っておりますので、遠慮なさらずお気軽にご相談ください。

痛いところだけでなくお口の中全体の検査もご希望の場合は、必要な部位のレントゲン写真の撮影や歯周病検査を行い、今後の治療計画を立てます。
お口の中の状態をCCD カメラで拡大した画像を見てもらうこともできます。

虫歯について

スウェーデンでは、虫歯ゼロの人は、全体の59%、これに対し日本はなんと4%です。
悪くなったら治療するということを繰り返した結果だと思います。

虫歯は虫歯菌によって、歯周病は歯周病菌によって悪くなっていく病気です。
つまり虫歯や歯周病の予防には細菌をコントロールすることが大切なのです。

細菌というのは、歯についた汚れのことです。悪くなる前にその汚れを歯科医院でチェックしておくことが大切です。

皆様のご希望に添える歯科治療ができるように、努力してまいりますので、スタッフへお気軽にご相談ください。

治療について

1.応急処置を行います

当院は予約制ですが、痛みがあり緊急の処置が必要な場合は、予約の患者さんの合間に効率的に応急処置をすることにより、問題を解決します。

2.仮りの歯などで、治療途中でも出来る限り見た目に気を配ります

前の歯などを抜かざるおえないような場合でも、仮の歯を作ることにより、見た目が悪くならないようにします。
入れ歯が割れたり、入れ歯の歯がとれたりした場合でも、新しい入れ歯を作るまでにとりあえず修理してものが噛めるように調整します。

3.入れ歯は、うまく噛めるようになるまで調整していきます

入れ歯を作る場合は、出来上がった入れ歯に慣れるまで、調整が何度かかかる場合がありますが、最後まで責任を持って調整をしていきます。
遠慮せずお申し付けください。
当院では、他の歯医者さんで作ってもらった入れ歯でも調整いたします。

4.歯周病(歯槽膿漏)は、ご自分で手入れができるようになるまで指導します

歯周病(歯槽膿漏)は、歯科医院での治療だけではなく、家庭でのご自身による歯の手入れがとても大切です。
しかし、正しい歯の磨き方を教えてもらった人はあまりいないようです。
林歯科医院では、正しく歯の手入れが出来るようになるまで、根気よく最後までお付き合いいたします。
正当院しい方法を覚えたら、きっと歯を磨くのが楽しくなります。→ 歯周病治療のページへ

治療終了後は、予防的な処置が大切です。

日本では80歳になると平均5~6本しか残っていませんが、スウェーデンでは、80歳で平均25本近くの歯が残っています。
この違いの理由は、日本では歯の病気を予防するという習慣が残念なが根付いなかったからです

これは皆様の責任というよりは、我々歯科医療に従事する者たちが十分にこの事実を伝えてきれていなかった事に原因があります。
つまり、治療が終わっても、歯が悪くならないように、本当の意味での予防という認識が必要なのです。
ただ毎日歯磨きをしているだけではだめなのです

治療終了後は、当院ではもうあなたの歯を削るよりも、予防のお手伝いをしたいのです。
そして、現在虫歯や歯周病になっていない人に対しては、予防を意識することにより健康な状態を維持してほしいのです。

このような考え方をみなさんに持ってもらうことにより、もしもできることなら、当院は、
治療をするのではなく、予防中心の歯科医院にしていきたいと考えております。→予防歯科のページへ