今回は、MFT(口腔筋機能療法)について勉強しました。

近年子どもの「口の機能の困りごと」について、保護者の方から相談される機会は増えています。
このような口腔機能の発達不全への対応法の一つとして注目されているのがMFT(口腔筋機能療法)です。
今回はその一部を活用する方法として、チェアサイドで行える「ワンポイントMFT」についてお伝えします。

お口ポカン(口唇閉鎖不全)に関する調査では「日中よく口を開けている(口呼吸が疑われる)」小児の割合は、3歳の19%から12歳の39.7%まで増齢的に増加しているしていることが報告されています。
つまり、12歳の子どもの3人に1人はお口が開いているのです。
お口ポカンの子どもは上の前歯が出っ歯になる事が多いです。

それに気づくのが永久歯が生え揃ってからな場合、矯正治療による形態の改善が必要になり、多くは矯正専門医への紹介となります。
しかし、もう少し早い時期から口腔機能への気づきと適切な対応があれば、問題が軽減される可能性も高いと考えられます。

お口ポカンの子どもには、口を閉じるトレーニングをするだけで、出っ歯が改善される事もあります。

口を閉じて、鼻から深呼吸する練習をしましょう。
鼻呼吸は風邪を引きにくい身体をつくってくれます。

他にもチェアサイドでお子さんと一緒にできる色々なトレーニングがあります。

一緒にトレーニングして、歯並びも身体も改善していきましょう!

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       Miura

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