スタッフブログ

2019年6月16日
コミュニケーションについて

コミュニケーションとは「何かを伝えて共有すること」です。

メッセージは言葉以外にも、

①声のトーン②表情③態度④ジェスチャー(非言語的表現)なども大きく影響を与えます。
特に非言語的表現は無意識に表現している場合が多いです。

■患者さんの行動変容にかかわる3つのコミュニケーション

・ガイダンスとは…専門家が患者さんに必要と思われる知識や情報を提供することによって、主に動機を高めます。患者さんが病気の原因や、どうすれば病気の進行を抑制できるかが分からない場合や、質問されたときに効果的です。

 ・コンサルテーションとは…患者さんの訴えを聴いた上でアドバイスをすることで、おもに負担を軽くします。患者さんが口腔内の病気や予防法はわかっているものの、どう行えばよいか方法が分からないときに効果的です。

 ・カウンセリングとは…患者さんの気づきや自己決定、問題解決、自己成長を支援することです。患者さんの世界を専門家も共有して患者さんに寄り添いながら行います。患者さんに知識や情報もあるのに必要な行動がとれない場合や、理解はできるが保健行動がとれない場合の、自己決定能力の回復に効果的です。


私たちは、このようなスキルを場面に応じて

■患者さんの話を聴く時の4つの基本姿勢

① 観察
患者さんの心の動きをしっかりとらえるため、話の事柄にとらわれず気持ちや思い、感情を表しているところを観て聴くことです。身体の動きなどを観察します。

② 傾聴
患者さんの話を聴きながら意見を言ったり、評価、誘導したりすることなく(ブロッキング)、患者さんの言いたいことや気持ちや感情を受け止める聴き方です。「ブロッキング」とは、たとえば医療従事者が患者さんの話を聴いているときに自分自身の関心事や考え方、先入観ぎ邪魔をし、患者さんの話の内容をそのまま理解することができず、患者さんとズレが生じてしまうことです。

③ 確認
患者さんが言いたかったことを正確に理解しているか、ズレがないかを確認する必要があります。「お話になったことは?と?でしょうか」、「?と思われたんですね」などと患者さんが話した内容やキーワード(重要な言葉)を繰り返して確認をとります。この時の患者さんの返事や反応を観察し、間違いがないかを確認します。

④ 共感
共感とは患者さんの置かれている状況や気持ちをイメージして、同じ気持ちになって患者さんに返すことです。共感の効果は患者さんとの間に信頼感をもたらし、患者さんの心を開き、癒す力もあります。

■患者さんの行動が変わるコミュニケーション法
  まず患者さんに興味をもちます。患者さんの「セルフケア行動」を支援するには、以上4つの基本姿勢を保ちながら気持ちに焦点を当てて、患者さんの自己決定を促します。以下の手順で進めてみます。

① スタート姿勢と働きかけ

患者さんの姿勢や様子の変化を観察しながら「開いた質問」をします。
「開いた質問」=気持ちや考えについて自由な答えを求める質問法で「?についていかがですか?」など患者さんの気持ちに焦点を当てやすい特徴があります。
「閉じた質問」=「はい」か「いいえ」で答えられる質問です。患者さんとの会話のキャッチボールが行き詰まり、たくさんの情報を得ることができません。

② 受容的態度

コミュニケーションにおいては「沈黙」も重要です。特に効果的な沈黙は患者さんに安心感をもたらし気づきを深める力があります。また、内容に合った表情で患者さんを見て、誠実、熱心に話を聴き、気持ちや感情を表すところでは「なるほど」「そうですね」などと頷きます。そうすると患者さんは安心し、話す意欲も高まって話が深まります。

③ 事柄の明確化

聴くことは、ただひたすら黙って聴くことではありません。「そして?」「それから?」などと質問を入れながら聴きます。よく理解できないときは「それはどういうことですか?」「?についてもっと詳しく話していただけますか?」と尋ねます。

④ 共感的な繰り返し

患者さんの気持ちを表した言葉を中心に繰り返して、確認をとります。繰り返したとき患者さんが生き生きとした反応を示せば、話の内容が伝わったとお互いに認識できます。

⑤ 本当の思い、願いに対応する

1. 支援の言葉をかける…「頑張ったのですね」「いつでも相談に乗りますよ」
2. 目標の明確化…「その期待や願いが叶うと嬉しいですよね。そのためにはまずなにができると思いますか?」
3. アドバイス…「たとえば?という方法がありますよ」
4. ガイダンス…解説や説明、教育指導
5. 方向性の指示…「?な状況が改善したら、?は可能ですよ」
6. 謝罪、感謝…「大変失礼しました」「お待たせしました」「心から感謝します」など

今回「コミュニケーションについて」調べ、聞くだけでなく、観る、確認する事も大事だと改めて思いました。
歯科衛生士として、患者さんに信頼していただく為にコミュニケーション能力を高め、安心して治療・クリーニングに来ていただけるよう努力します。

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                     Unai

      

2019年6月12日
接遇・マナーについて


接遇・マナーについて調べました。

患者様が歯科医院に求めていることは大きく2つに分けて、質の高い確かな医療が受けられること、信頼できて安心できる医院対応であるとされています。

医院での対応が悪ければ、いくら医療技術に優れていたとしても、患者様に通院してもらえません。

接遇=出会いをもった人同士が、互いに心が通じ合えるようなおもてなしをすること。相手に対してただ丁寧に接するだけでなく、相手を思いやり、もてなす気持ちを持って対応すること。

接客=必要なサービスを提供すること。

接遇と接客の違いを踏まえて、患者様の立場になって、どうすれば患者さんの役に立てるかを考えた行動をするべきです。

歯科医院として取り組むために

患者様満足、というと患者さんの方だけを向いた接遇をしがちになりますが、一緒に働く仲間こそ敬意をもって接することが良好な職場環境を作ることになります。

患者様を中心に据えた方針を確実に実施する中で、患者様の反応をよく見て行動して、他のスタッフへフィードバックしつつ、必要に応じて改善していくことは良いとされています。

第一印象はどこで感じるか?

①視覚 83%  ②聴覚 11%  ③嗅覚 3.5%  ④触覚 1.5%  ⑤味覚 1.0%

グッドスマイル
→マスクをつけたままの状態での笑顔は、顔の大部分が隠れているため、自分が思っている以上に表情筋を動かさないと認識してもらえません。

アイコンタクト
→相手のことを大切に思っていますという気持ちが伝えることができます。

不安な気持ちで来院された患者様に、安心して治療やメンテナンスを受けられる環境づくりを心がけた行動をしていきます。

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                  Fujioka

  

2019年5月23日
咀嚼にかかわる習慣のサイン

咀嚼にかかわる習慣のサインについて
 
皆さんは、日頃無意識の中で「食べ物を強く噛むくせ」や「すり潰すように噛むくせ」など歯に負担がかかるような噛み方はしていませんか?
 
咀嚼時に過度な噛む力が加わると、その噛む方によっては強い歯ぎしりに匹敵するほどの力が歯にかかってしまいます。
 
また片方で噛む癖や、硬いせんべいやガムなどを好んで食べることも長期にわたれば歯に負担をかけ、積み重なると、歯を失う原因となってしまいます。
 
特に歯周病などで骨が吸収している状態にも関わらず、小さい頃からの習慣で同じようにお食事をとっているとより骨吸収が進行したり歯が割れたりするリスクが上がってしまいます。
 
「硬いものやガムは噛むと歯に良い」や「ピーナッツを毎日噛むと認知症になりにくい」などの健康志向に基づいた認識がありますが、再度ご自身の歯の状態を見直して考え直す必要があります。
 
例えば骨の吸収がなく健康な場合は皮ごとの丸かじりが可能になりますが、1/3の吸収が見られた場合は皮付きでも良いが、切った状態にしましょう。
 
1/2の吸収の場合は皮は剥いて、切った状態にしましょう。
より重度になった場合は皮は剥いて、1口サイズにしましょう。
 
このようにお口の状態に合わせてより歯を長く保つために気をつける必要があります。
 
なかなかご自身だけでは把握するのが難しいと思いますので、歯の検診を行い、今の状態を把握しましょう。
 
私たちも皆さんの歯の健康を守るためにサポートさせて頂きますね!             
 

 

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                               Koreeda 

 

2019年5月16日
マスターピエゾンについて


「マスターピエゾンについて」


今回はマスターピエゾンについて詳しく調べました。


一般名称は歯科用多目的超音波治療器と言います。
当院ではプラークまたは歯石の除去に使用しています。

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マスターピエゾンは痛みや不快症状の少ないスケーリングが可能な機能が搭載されているので、
*超音波の機械が苦手な方にもこの機械なら大丈夫!*と言っていただけることも多いです。

チップへの負担が小さい時にはパワーを弱め、
負担が大きい時にはパワーが大きくなるという先進フィードバック制御により、

不要なパワーによるチップの振動で生じる歯面への負担を軽減します。
根面や歯肉に対して傷をつけずにすみ、知覚過敏も抑制します。

従来のユニットに取り付けられた超音波スケーラーではこのような力のコントロールは出来ませんでした。

振動がコントロールされた超音波で優しく行いますので、今までの歯石除去よりも痛みが少ないのが特徴です。海外では「ノーペイン」痛みがない
という意味の名称で売り出されてる機械です。

さらに、正弦波駆動といい、チップの駆動を正弦波化して制御しています。異常振動を起こしにくく歯面や歯肉に痛みが少なく優しいスケーリングが可能です。

(異常振動とは機械が起こすコントロール不能な振動のことで不規則かつ無制御に発生し高速でたたき続け患者様に我慢できない痛みを生じさせる原因となります)

患者様のお口の中の状態に合わせて、スマートピエゾンも使用させていただいています。

これまで歯石取りが苦手だった方でもこの機械なら、無理なく歯石取りができるかもしれません。
また、定期検診でおまちしていますね!

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KARITANI

 

2019年4月13日
幼児期の口腔外傷について

 今回は“幼児期の口腔外傷について”調べました。


<幼児期の口腔外傷の現状>
 
好発部位:上顎乳中切歯が多い
受傷年齢:1?3歳でピークを示し、男児が多い
受傷原因:転倒、転落、衝突の順に多い
受傷様式:振とう、脱臼がもっとも多い
 
<対応>
 
各種診査、検査(問診、視診、触診、打診、X線写真)を行い、得られた情報をもとに現在の状態を把握します。 
受傷時間、受傷場所、受傷状況、来院までの処置、他の部位の受傷の有無については対応や処置を選択する上で重要な情報となりますので、細かい情報も私たちスタッフや先生にお伝え下さい。
 
<各受傷様式と処置の実際>
 
☆脱臼 
動揺が軽度の場所は咬合調整を行います。
著しい動揺は暫間固定を行なって安静をはかります。
歯の転位を伴う場合は歯の位置を元に戻してから整復固定を行います。
歯軸方向の歯槽骨内への転位である陥入の場所は再萌出を待ちます。歯軸のズレが大きい場合は整復固定を10?14日間行います。動揺に伴う損傷した歯根膜への感染は予後に影響を与えるため、抗菌薬を投与します。
脱臼により歯冠の変色を認める場所がありますが、徐々に色は元に戻ることが多いです。
 
☆破折
象牙質に及ぶ歯冠破折では歯冠修復が必要です。
歯髄が露出してしまった場合は、できる限り歯髄を残す方法もありますが、受傷状況により歯髄を取ってしまうこともあります。
 
歯根破折ではX線写真で状態を把握し、破折部の隙間を小さくした状態で暫間固定を2ヶ月間行います。その後経過観察を行います。
歯根破折部が歯根吸収により一般的な生え変わり時期と同様な状態となるので、その推移をX線写真で経過観察していきます。
 
☆脱落
乳歯の脱落は基本的に再植は行ないません。後継永久歯歯胚への影響を考慮しての対応です。
乳歯脱落では、可撤保隙装置(乳歯入れ歯)が応用されます。
 
☆骨折
骨折部位とその程度をX線写真やCTなどを用いて把握しますが、基本的には口腔外科もしくは整形外科に紹介させていただきます。

☆軟組織損傷
最初に創部の洗浄、消毒、止血を行います。
止血状態の維持が困難な場所は縫合を行います。軟膏、抗菌薬、鎮痛薬を投与します。
軟組織損傷は出血量も多く、予想以上の腫脹になることが多いです。
また、軟組織損傷と歯の外傷を合併していることが多いため、他の部位の受傷状況を確認します。
 
幼児は発育過程において、外傷状態を詳細に適切に表現することが困難なため、保護者の方や幼稚園、保育園の先生などから十分に情報を得る必要があります。
受傷状況により対応や処置も違います。少しでも幼児と保護者の方の不安な気持ちが和らぐように、処置内容や予後についてもご説明させて頂きます。
当院では、処置が難しいと判断した場合、詳しい検査や治療ができる近くの小児歯科や病院などに紹介させて頂くこともあります。 
 

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                Nomura

2019年3月30日
妊婦期に現れる身体、口腔内の変化

  

妊婦期に現れる身体、口腔内の変化について調べました。
 
女性は妊娠するとホルモンバランスが崩れ、身体や精神面でも変化が見られるようになります。
妊娠の特徴的な口腔症状の一つに妊娠性歯肉炎がありますが、それが重症化すると炎症性のサイトカインが生成されますが、このサイトカインにはプロスタグランディンという子宮収縮物質の産生を促進する性質があります。
 
これにより胎盤の早期剥離を起こしてしまったり、炎症の程度によっては歯周病原菌がそのまま血流をかいして胎盤へ移行し、胎児の発育不良や低体重児出産などを引き起こす可能性もあります。
そのためしっかりとケアをしていく必要があります。
 
◎妊娠時の口腔内の変化
 
  ・炎症症状のが過剰に起こる傾向
  ・唾液の粘稠性が増し分泌量が減る
  ・口腔内pHの低下や抗菌作用、自浄作用の低下
  ・不快感による清掃不良、食生活の偏り
 
   などにより、炎症や虫歯のリスクが上がります。
 
昔は赤ちゃんの成長で母体のカルシウムがとられるのと同時に歯からもカルシウムが失われ、弱ってくると言われていましたが、一度形成された歯から血中にカルシウムごと出て行く事はありません。失われる最大の原因は口腔細菌が関与してきます。
 
◎つわり期の歯磨きのポイント!
 
    ・1日のうちでつわりが軽く、体調の良い時間帯を、選ぶ。
    ・ブクブクうがいを十分に行う
    ・歯磨剤を使わない
    ・歯ブラシのヘッドの小さいものを選び、顔を下にして磨く
    ・キシリトールガムを噛む
 
つわりの症状が酷い方は一度試してみて下さい。
 
 
いずれにせよ、産まれてくる赤ちゃんの為にお口の中の環境を整えておくことが大切です。
出来れば妊娠前から定期的にお掃除などをしておき、お母さんも赤ちゃんも安心して過ごせるようにしましょうね。
 

 

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                               Koreeda 

 

2019年2月24日
フッ化物配合歯磨剤の種類はさまざま!

 
今回はフッ化物配合歯磨剤の種類や、効果的な使い方についてお話ししたいと思います。
 
○フッ化物とは
 
フッ素を含む化合物のことです。歯に使用することにより
・再石灰化の促進
・細菌の耐酸性抑制
・歯質の強化
 などの効果が挙げられます。
フッ素はさまざまな食品に含まれています。
しかし飲食物に含まれるフッ素の濃度はとても低いので、虫歯予防にはフッ化物配合歯磨剤を使用することが望ましいです。
 
○日本で市販されているフッ化物配合の歯磨剤
 
 ①モノフルオロリン酸ナトリウム
 市販の歯磨剤によく使用されています。エナメル質内部に浸透し、耐酸性効果を発揮します。
 他のフッ化物配合歯磨剤に比べ毒性は低いといわれています。
 ex)クリアクリーンなど
 
 ②フッ化ナトリウム
 エナメル質表層に耐酸性効果があります。歯垢の中のフッ化物濃度を高める作用が高いと言われています
 ex)コンクールジェルコートF、チェックアップスタンダード
 
 ③フッ化第一スズ
 他の歯磨剤に比べて高い虫歯予防効果があります。
 しかし、金属(スズ)アレルギーのある人はアレルギー症状が起こることがあります。
 口の中の汚れとスズイオンが反応して、歯に茶色い着色が付く場合があります。
 ex)ホームジェル
 
 ○化粧品歯磨剤と医薬部外品の歯磨剤について
 
 フッ化物などの薬用成分が配合されているものは医薬部外品です。
 化粧品基本成分だけで構成されており、薬用成分が含まれていないものの事をいいます。
 商品の裏の成分表を見たら書いてあります。
 
 ○フッ化物イオン濃度と虫歯予防効果
 
 日本で販売されているフッ化物配合歯磨剤のフッ素濃度は大体500?1500ppmです。
 1000ppm以上のフッ化物イオン濃度では500ppm高くなるごとに6パーセントの虫歯予防効果があるそうです!
 また、500ppm未満のフッ化物配合歯磨剤では、虫歯予防の有効性があきらかになっていないそうです...
 
 ○フッ化物配合歯磨剤の効果的な使い方
 
 ①歯ブラシに、各年齢に適した量の歯磨剤をつけます。
 【年齢に応じた歯磨剤の量】
 6ヶ月から2歳→3ミリ程度
 3~5歳→5ミリ以下
 6~14歳→1センチ程度
 15歳以上→2センチ程度
 ②磨く前に歯磨剤を歯面全体に広げる
 ③2、3分歯磨剤による泡立ちを保つような磨き方をする
 ④歯磨剤を吐き出す
 ⑤5秒間ぶくぶくうがい
 ⑥うがいは一回だけ。吐き出した後再びうがいはしないこと
 ⑦その後1?2時間は飲食しないこと
 
 フッ化物配合歯磨剤を用いたブラッシング回数1日に2、3回が望ましいです。
 
 ○ダブルブラッシング ※最初にしっかりうがいをしたい人にオススメ
 
 1回目は汚れの除去をしっかり行い、2回目はフッ化物応用を目的とした歯磨き方法が有効です。
 2回目に使用する歯磨剤は、研磨剤、発泡剤といった基本成分は使用せず、配合フッ素が口の中に広がりやすいものがよいとされています。
 フォーム状、又はジェル状が適しています。
 2回目の歯磨き後のうがいは一回とし、歯磨剤の量は少量にしましょう。
 
 ○虫歯リスクに応じたフッ化物配合歯磨剤の応用
 
 3種類のフッ化物を虫歯リスクの程度のよって使い分ければ予防効果はさらにアップします!
 
 ①    虫歯になりやすい人→『フッ化第一スズ』配合の歯磨剤応用とクロルヘキシジンなどの抗菌剤の併用が効果あり!
    虫歯になりやすい人とは・・・虫歯菌が多い、唾液分泌速度や緩衝能の低下がある、治療した歯がある、矯正装置をつけている、など
 
 ②    6歳未満の虫歯になりやすい人→1000ppmのモノフルオロリン酸ナトリウム歯磨剤の日常使用を!
    フッ素イオン濃度が1000ppmを超える歯磨剤の使用は6歳未満の小児は適さないとされていますが、フッ化ナトリウムやフッ化第一スズに比べ毒性が低いので低年齢児でも安心して使用できます。
  
 ③    唾液の分泌速度や緩衝能に低下が見られる高齢者→高濃度フッ化ナトリウム(1000?1500ppm)
    フッ化第一スズ、モノフルオロリン酸ナトリウムは1000ppmを超える歯磨剤は販売されていません。
 
 参考文献→デンタルハイジーン
 

 

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Kajimoto 

2019年2月19日
虫歯の進行について

 今日は虫歯の進行について勉強しました。

虫歯ができるまでには、いくつもの段階(ステージ)があります。
 
それはつまり、ステージごとに予防のチャンスがあるといえます。
 
口の中には、ミュータンス連鎖球菌という名の虫歯菌が存在していて、保護者の唾液を通じて、日常的に乳幼児の口腔に伝染しています。
 
しかし、乳児に歯が生えていなければ、伝染した菌は定着することなく、食道に落下します。
つまり、歯のない口腔に長期定着することはないのです。
 
成人の虫歯と違い、子供はミュータンス連鎖球菌の定着・感染が虫歯の発症に直結します。
虫歯フリーの子供はミュータンスフリーだといえます。
 
育児中の保護者の方は、口腔内のミュータンス連鎖球菌が増えないように、しっかり歯磨きをし、歯科医院で定期的にクリーニング(PMTC)を受けることをおすすめします。
ちなみに歯が萌出していない段階では感染の心配はありませんので、スキンシップも問題ありません。
 
そして、ミュータンス連鎖球菌は、砂糖から不溶性グルカンを生成します。
この不溶性グルカンは唾液と歯面の間を遮断し、歯の表面のphが低下することで、歯面のエナメル質が脱灰、硬度が低下します。
 
この状態をミュータンス連鎖球菌の感染といいます。
歯のエナメル質と唾液が接触していれば、唾液から歯にカルシウムイオンが供給されるので、飲食により歯の脱灰が起こっても、唾液により再石灰化が促されるため虫歯にはなりません。
 
感染により歯面の脱灰が進むと、感染から発症の段階に移行してしまいます。しかし、脱灰の初期段階は可逆的つまり、元に戻すことが可能です。虫歯の穴があくまでは、エナメル質表層では微生物の活動による脱灰と、唾液の作用による再石灰化が繰り返されているのです。
 
フッ化物洗口や、フッ化物配合の歯磨き粉の普及などが、一次予防の主な方法です。
次に望まれるのが、発症前期に早期発見して早期治療を行い、進行を阻止する二次予防です。
 
3才までのお子さんをおもちの保護者の方は今一度、ご自身のお口のケアを見直される事をおすすめします。
そして砂糖の摂取も控え、定期的なクリーニングに通われる事で、お子様に虫歯になりにくい環境をつくってあげましょう。                                 
 

 

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       Miura 

2019年2月10日
子どものアレルギーについて

今回私は子どものアレルギーについて調べました。

2000年までのアレルギー患者は1~3%だったにも関わらず、現在では30%にまで増えているそうです。
原因は、文明の進歩で環境が衛生的になり、細菌やウイルスが減りバランスが崩れアレルギーを引き起こしているようです。

ウイルスに感染してしまったり、ガン化してしまった細胞を攻撃してくれるTh1という細胞とダニやほこり、花粉などのアレルギー物質を排除しようとしてくれるTh2という細胞があり、清潔な環境ではTh2が過剰に増え、増えすぎると身体に無害な花粉や食物を「アレルゲン」として認識し、アレルギーを引き起こしてしまいます。

「アレルギー予防のためには、アレルギーが起こる可能性があるものを口から身体に入らないようにすれば良い。」という考えは間違いで、生後半年~11ヶ月の乳児640人を週に3回以上ピーナッツを食べさせた群と一切食べさせなかった群に分け比較したところ、4年後のピーナッツアレルギーの発症率は、食べさせた群が3.2% 食べさせなかった群が、17.3%という結果になり、アレルギー物質を食べたから食物アレルギーが発症したのではないことがわかります。

口から食べたものに対してアレルギーが起こらないが、気道や皮膚から身体に入ってきたごく微量なものでも異物として認識されアレルギーを引き起こすこともあるそうです。

食物アレルギーの原因物質は「たんぱく質」が多く乳幼児期は腸管が未発達で、たんぱく質が分解されず体内に侵入しアレルギー反応が起こりやすく、乳幼児期に発症しても成長につれ食物アレルギーに対する耐性を獲得出来る可能性が高いので治りやすいそうです。

アレルギーについての質問をいくつかあげると

〇子どもがアレルギー体質なのですが、フッ素やシーラントは大丈夫ですか?
A.基本的に食物アレルギーでアレルゲンとなるのは「たんぱく質」です。
フッ素やシーラントに対してアレルギーは起こさないと考えられますが、ごくまれに製品の添加物に対してアレルギーを起こす可能性はあります。

〇食物アレルギーは治りますか?
A.乳児期に発症した食物アレルギーの多くは成長に伴って治り、
鶏卵:4才までに50%
牛乳:3才までに50%
小麦:4才までに30~60%  8才までに50~70%の患者さんの症状が治まると言われています。

食物アレルギーを治す薬はないが、根本的治療として「経口免疫療法」が研究的に進められ、原因食物を計画的に摂取することで耐性獲得の誘発を試みる治療法です。
(※必ず専門の医療機関を通して進めてください。)

林歯科では歯並びが気になるお子さん向けにマウスピース矯正を行っており、その中で口呼吸から鼻呼吸にするトレーニングも行っています。
鼻呼吸をするようになると、歯並びだけでなくお顔の表情やアトピーや喘息などが軽減する効果も出ており身体の健康にも繋がるので気になる方はぜひお声かけください。

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                               MORI

 

小児歯科におけるビューティーシーラントの有用性について

 

小窩裂溝填塞(シーラント)とは…?

臼歯の歯の溝(小窩裂溝)は、下の図のように複雑な形態をしており、歯ブラシでは取りきれないプラークが侵入し徐々に深部で虫歯が進んでしまうことがあります。
そこで、あらかじめ予防のために削らずに小窩裂溝を塞いでしまうというのがシーラントです

小窩裂溝は丁寧にブラッシングしたとしても虫歯の予防は難しいです。
また、生えたばかりの乳歯や幼若永久歯の歯は未熟で脱灰されて虫歯になりやすいです。
よって小窩裂溝にシーラント材を用いて填塞する予防処置が重要であることがわかります!

当院では、シーラント材として松風という会社が出している“ビューティーシーラント”という良い商品を使用しています。

これまで、セメント系、レジン系といったシーラント材が使用されていましたが、それぞれ利点欠点がありました。

・セメント系は材料自体が歯質接着能を有しま  すが、強度が劣る欠点がありました。
・レジン系は強度があるものの、歯質接着能がないため、エッチング(歯を脱灰させる)が不可欠でした。

一方ビューティーシーラントは歯質の脱灰作用が少ない液を採用しており、優れた接着能を有しています。
また、ビューティーシーラントでシーラントを行うと6つのイオンが歯から徐放されます!

1.フッ化物イオン(歯質強化、再石灰化)
2.ストロンチウムイオン(緩衝作用、耐酸性向上)
3.ナトリウムイオン(水溶性で他のイオンの効能を誘導)
4.ホウ酸イオン(プラーク付着抑制)
5.アルミニウムイオン(知覚過敏抑制)
6ケイ酸イオン(再石灰化誘導)

そして、フッ化物イオンリリース(徐放)&リチャージ(取り込み)機能もあります。
定期的に歯医者さんでのフッ化物塗布やお家でフッ化物配合歯磨剤、ジェルを使用することにより、フッ化物が歯に取り込まれて、口腔内や歯に徐放されます。


シーラントは臼歯の小窩裂溝だけでなく、上顎前歯の裏の裂溝や、下顎前歯によく見られる癒合歯の癒合部にも適用です。

シーラントを行う際は細心の注意を払っていますが、脱離してしまうこともあるため、3ヶ月に一度の定期検診時にチェックさせて頂きます。
脱離しても再度シーラントを行うことは可能です。

シーラントをすれば、虫歯にならないというわけではありません。
おやつなどの間食回数を決めて(だらだら喰いはダメ)フッ化物配合歯磨剤を使用し、正しいブラッシング方法を行うが一番の予防です。
歯を守るためにも予防はとても大切なことですね。


何かご不明な点がある場合はお気軽にお声がけくださいね。

 

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Nomura 

 

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