往診

皆さんは、怪我や病気で歯科への通院が不可能になった場合、どうしますか?
入院しているときに歯が痛くなったら?

実は、歯科は往診も行っています。

ただし、すべての診療科に通院していない方のみになります。つまり、歩いて別の医院へ通える方には訪問診療は行えません。
もちろん、入院中の患者さんの元へ往診に行く事もあります。

口腔ケア

往診での治療は、器具が限られるため治療が不可能な場合もあります。
ただ、治療が困難であっても、お口の中をケアすることはとても大切です。

歯周病が放置され進行すると、手のひらと同じ面積の潰瘍がお口の中に広がっていると考えて下さい。
胃や腸にそんな大きな炎症があると思うと怖いですよね。
口腔ケアを行うことで、免疫力が落ちているときに起こる合併症や、誤嚥性肺炎を防ぐことに繋がります。

介護

要介護者の口腔ケアにはマンパワー(人の力)が必要不可欠です。

「頑張らない介護」と言う言葉があります。
すべき事をせずに、状態を悪化させてしまうのではなく、要領よく、無駄を省いて、効率的に行う介護こそ「頑張らない介護」です。

電動歯ブラシが障がい者の口腔ケアのレベルアップのために作られたことは知っていますか。
介護で電動歯ブラシを使用するのはとても有効的だと言えますね。
発音訓練や舌の運動なども、機能回復を促す大切な治療のひとつです。

歯科衛生士と一緒に正しいケアを行いましょう。
何よりも大切なのは、寝たきりにならないことです。

INOUE

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