根分岐部病変について

お昼のミーティング

みなさんこんにちは!
暑い日が続きますね(>_<)
しっかり美味しいもの食べて、水分も摂って、暑さに負けないよう注意しましょうね。

今回私は根分岐部病変について調べてみました。
根分岐部病変という言葉だけ聞いても、みなさんにはどういう歯の状態か、想像し辛いと思います(>_<)
専門的な分野になりますが、出来るだけわかりやすく簡単にまとめてみたので、興味のある方はぜひ読んでみてください!

根分岐部病変とは、歯周病や虫歯なとが原因で、歯の根っこ又の部分(根分岐部)に細菌感染が起こることによって生じる、歯の病気です。
前歯は歯の根が1本ですが、奥歯には、歯の根が何本もあります。多くて4本なこともあれば、1本のこともありますが、大体3本や2本のことが多いです。(歯の根っこは普段見えないので、レントゲン写真を撮って調べるしか方法はありません。)その根と根の間の部分に細菌感染が起き骨吸収が起こると、根分岐部病変という病名がつきます。
根と根の間の病気なので、発見もしにくいですし、見つかったとしても、治療もとても難しいものになります。

根分岐部病変にも程度があり、
class I → class II → class III という順で悪くなっていきます。
class I では歯石とりや、歯周ポケット洗浄などでアプローチできますか、class II やclass III になると、根っこを分割したり抜いたりする、外科的処置が主になってきます。

どんな歯の病気も早期発見がとても大切ですが、特に根分岐部病変は早い段階で見つけることが大切ですので、みなさん定期的に検診に来て、歯周ポケット測定を行うことをオススメします!

もし根分岐部病変になってしまったときには、家でのセルフケアはとても難しいものになります。タフトブラシや歯間ブラシを使って、根の分岐部のところへピンポイントでアプローチしていきましょう。

私たち歯科従事者にとっても根分岐部病変はとても難しい課題です。
これからもたくさん勉強して、いろいろな方法を取り入れていき、患者様に最善の方法を提供できるよう精進していきます!
 

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                                  Miyake

 

 

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