今回は歯周病の治療の歯石取り(歯石除去)について勉強会をしました。

お昼のミーティング, 診療についてのお話

 今回は歯周病の治療の歯石取り(歯石除去)について勉強会をしました。

歯石取りといっても歯石の付着している所によっては麻酔をして行う場合があり
ます。

歯茎より上に付着してる歯石は脆く、簡単に取りやすく痛みもあまり感じない
のですが、歯茎より下に付着している歯石は硬く歯茎も触ることになるので痛み
を伴う場合があります。

その歯茎より下にある歯石を取る時に麻酔が必要になることが多いです。
この術式をSRP(スケーリング・ルートプレーニング)といいます。
麻酔が効けば処置してる間は痛みはほぼないのですが麻酔が切れてから2・3日
痛みが出たりしみやすかったりします。

また歯茎の状態が改善すれば腫れていた歯茎が引き締まるので必然的に歯茎が下
がってしまいます。
たまに歯茎が引き締まり下がることで知覚過敏の症状が出やすくなります。

こういう症状が出るのは嫌だと感じる方が多いと思いますが、歯周病で1回溶か
されてしまった骨や歯茎はこの悪い歯石を取らない限り溶かされ続けてしまうの
で歯石取りは重要になります!

こういった術後の症状は必ず出るわけではありませんのでご心配の方はスタッフ
に質問して下さいね!

 

                         HASHIMOTO

  

 

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