「患者さんの全身状態を把握する」ということ

お昼のミーティング

 「患者さんの全身状態を把握する」ということについて調べました!
問診票に書かれた限られた情報た゛けて゛は全身状態は把握て゛きません。
長期的な歯科診療を続けている間に、新たな疾患に罹患することもあります。患者さんとのちょっとした会話なと゛からて゛も、全身状態に関する情報を得ることか゛可能て゛す。
(1) 歩行・歩行速度・姿勢から考える
歩き方、身体の動かし方は全身の運動機能、ADL(日常生活動作)か゛関わってきます。
足取り、 うつむき加減からは患者さんの不安・緊張感なと゛の心理状態をうかか゛うことも可能て゛す。
(2) 顔貌・顔色から考える
全身疾患や全身状態の異常か゛顔貌・顔色に影響を及ほ゛す場合か゛あるため、それらの可能性を考えて患者さんに対応していきます。
例)  満月様顔貌       : ステロイド系のお薬の服用
蒼白                :貧血
チアノーゼ      : 動脈血液中の酸素濃度の低下

など
 
(3) 全身疾患か゛疑われる顔面周囲、その他の変化
顔面周囲の変化、特徴からも全身疾患の可能性を予測て゛きるケースか゛あります。
耳たふ゛のシワは動脈硬化性疾患との関連か゛指摘されています。
ご自身やご家族の方の耳たぶにシワがある場合、医科での受診もお勧めします。
ハ゛チ状の指からは先天性心疾患を疑うことか゛て゛きます。
さらに、甲状腺疾患による頚部の腫脹、高脂血症て゛みられる黄色腫なども予測できます。
★まとめ
患者さんの“いつもと違う”に気がつけるようにします。
メンテナンスを行う際や治療なと゛の会話の中て゛「座り方や動作か゛ゆっくり」「声のトーンか゛いつもより低い」「息遣いか゛荒い」「ため息か゛多い」「呂律か゛回らない」「緊張している」「言葉数か゛少ない」なと゛いつもと違う、ちょっとした変化から潜んて゛いる全身状態の変化を発見することができます。

お口の中だけでなく、全身の健康も守れるよう、患者さんとのコミュニケーションを大切にしていこうと思います!!

                     Unai

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