胚芽する力のある玄米には白米より多くの栄養素が含まれているんです。

お昼のミーティング


 


はじめまして!
受付の坂上です。これから林歯科医院の一員として頑張っていきますので、みなさんよろしくお願いします!

今回の勉強会では、玄米について勉強しました。

玄米とは、稲の果実である籾(もみ)から一番外側の殻(籾殻)を取り除いた状態のお米の事をさします。
外皮である糠層に覆われているため、茶褐色をしています。
ぬるま湯や水につけると発芽することから、《生きたお米》とも言われています。

一方、白米は籾殻を取り除き、さらに糠層の部分も取り除いた状態のお米の事をさします。
糠層に含まれる胚芽部分も取り除かれているため発芽はしません。
しかし白米の状態というのは水分をよく吸収するため、みずみずしくふっくらとした美味しいお米が炊けます。

玄米と白米には栄養価において差があります。
胚芽する力のある玄米には白米より多くの栄養素が含まれているんです。
中でも下記の3つの栄養素においては、白米の3~8倍も多く含まれていました。

・食物繊維
→便秘解消、生活習慣病の予防
・ビタミンB1
→不足するとイライラしたり、疲れやすくなり、肥満にもつながる
・ビタミンE
→更年期症状の予防、血管の老化を防ぐ

玄米はダイエットに効果的である、低GI値食品に分類されます。
糖尿病のリスクを下げるだけでなく、空腹感を感じにくくなるため、結果的にダイエットにもつながります。

そんな玄米にもデメリットがあります。
アブシジン酸という植物ホルモンが含まれており、これは発芽抑制因子であり、人間の細胞にあるミトコンドリアにとって毒になります。
疲労感・無気力感を感じやすくなるため、無毒化する必要があります。

①長時間浸水させる(理想は12時間)
②乾煎りする
という対策をすることで無毒化することができます。

美味しく玄米を炊くためには、炊飯器の玄米メニューを使用したり、白米で炊くときより水の量を少し増やすという方法があります。

玄米が苦手な人も少なくないかと思いますが、3食のうち1食だけ玄米に置き換えるなど、少量ずつでも、食べ続けることで効果があらわれてくるので、長期間玄米での食事を続けてもらえればと思います。

ぜひお試しください!

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               SAKAGAMI
 

 

 

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