②訪問歯科の口腔ケアの手順

セミナーへ行ってきました

 

次に ②訪問歯科の口腔ケアの手順 です。

《患者様の口腔状態・全身状態を観察・評価し、最善の口腔ケアが重要である》

口腔ケアの基本的な流れは、

①導入
→ 会話をしながら顔色などもチェック。パルスオキシメーターを使って酸素濃度もきちんと測っていきます。このときに、今日その患者様が"どこまで出来るか"を判断していきます。

②洗口
→ 出来る限り普段と同じことをしてもらいます。時間がかかっても洗面台まで行ってもらうことが大切。誤嚥しにくいコップ選びも重要です!(誤嚥しにくいコップは、鼻に当たらず持ちやすくて浅いものです)

③口腔清掃・口腔機能回復
→ 脱感作マッサージをしたり、口腔清掃や義歯の清掃、機能訓練を行います。何かひとつでも行った後は必ず顔色や表情、パルスオキシメーターのチェックを挟みます。

④洗口
→ 口腔ケア後のうがいは、口腔内の残留物を吐き出してもらうことや、口腔内を湿潤させる目的などがあります。口腔ケアはうがいで始めてうがいで終わります。

⑤仕上げ
→ 保湿剤やジェルを塗布します。発声をしてもらって、声がクリアに出ているかも確認します。(喉に痰が絡んでいるとクリアな声がでません)

痰は取らないと危険なので、最後に必ず発声確認は行なってください!

 
 

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  MIYAKE  (^^)

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