高齢者の低栄養について

お昼のミーティング

私は今回、高齢者の低栄養について調べました。

低栄養とは、健康な身体を維持するために必要な栄養素が足りない状態をいいます。
高齢になって起こる口の機能低下も低栄養になる要因の一つです。

低栄養になると、認知機能の低下や免疫力屋体力の低下、骨量が減少し、骨折のリスクが高まります。

また、体重の減少、疲れやすさ、歩く速さや筋力の低下などが見られ、「このままでは要介護の状態になる可能性が高い状態」のことを「フレイル」といいます。

「フレイル」の状態になると、死亡率や身体能力の低下が起きますが、ご家族や医療者がはや気づき対応することが出来れば、要介護状態に至る可能性を減少させたり、早く介入して対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性もあります。

健康診断を受けられた際、「血清アルブミン値」に注目してみてください。
正常値が3.9〜4.9gで3.5g以下は栄養不良とされています。

低栄養の予防対策としては、
歯を残し、しっかり食べて、しっかり飲み込むことです。

入れ歯を使っている人の噛む力は、多くの歯が残っている人に比べ1/6しかありません。

維持することが大切ですが、自分ひとりではなかなか不十分であるので、健康な歯を保つためにも、歯科の定期的な受診が重要となるので、歯科をあまり受けられていない方はこれを期に受診していただけたらと思います。

 
 

 

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                               MORI

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