前々回の味覚障害の勉強会でのお話が少し間違っていました

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こんにちは。
まだまだ寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

今回は舌の場所によって味の感じ方は違うのかということを調べました!

私も聞いたことがあったのと前々回の味覚障害の勉強会でも舌の場所によって感じ方は違うというお話が少し出ましたがそれは全くの間違いだったことがわかりました。

80年、90年代にアメリカの心理学者が間違った情報を伝え今もそれが信じられてる所があるみたいです。今は どの味も舌の全領域で感じることが出来ると言われています。

基本味と呼ばれる5つの味覚があるので紹介します。

〇塩味(えんみ)
   人間にとって塩分は身体に必要なミネラル補給
   胃酸のもとで食べ物を消化、殺菌する働きがあります。
   摂りすぎると高血圧、脳卒中、動脈硬化を引き起こしやすくなります。

〇甘味(かんみ)
  人間のエネルギーのもとになります。
  お米やパンなどの炭水化物に含まれるブドウ糖
  果物やハチミツに含まれる果糖
  日常で使われる砂糖はこのブドウ糖+果糖=ショ糖と呼ばれるもので出来ています。

〇酸味(さんみ)
   酸味は新陳代謝の促進、腐敗のシグナルとして発達し、疲労回復の効果があるクエン酸(レモン、梅干し)やクエン酸を助ける働きのあるリンゴ酸(リンゴ)があります。

〇苦味(にがみ)
    老化防止、毒物の警告の意味がある苦味ですが、良薬は口に苦しと言われていることもあり健康には苦味が必要です。冬のだるさは老廃物が原因でもあり、春野菜(菜の花、ふきのとう)で改善していきましょう!

〇旨味(うまみ)

    昔から使われる昆布だしで研究を進め、1908年に日本人がグルタミン酸を発見し、塩味でも他のものでもない旨味と名付けました。
    外国人には認識されにくい旨味ですが、近年では日本食が発達しているのもあり「umami」と認識されつつあるようです。

最後に風邪や病気にかかると味を感じにくくなります。美味しい食事を楽しむためにも口腔内ケアと日々の手洗いうがいなど健康に気をつけましょう!
インフルエンザが流行していますがお気をつけくださいね!

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                               MORI

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