Q、両隣りが冠の歯でも、ミラクルデンチャーが適しているでしょうか?   40代 女性 190412

ミラクルフィット

Q、以前、一度ご相談したドイツ在住の者です。
 
上の奥歯から目の一本欠損歯をミラクルフィットにと希望しています。
夏の一時帰国に予約を頂いおり、その前に虫歯などの治療を済ませるようにとの先生の助言で、此方の歯科に通っていますが、問題があり、確認のため先生にお聞きしたくメールします。
 
両隣の歯は神経(治療有り)はありますが、両方とも冠があり、こちらの医師は、「両方の歯に虫歯もあり、冠を外すので、また冠を作りな直す費用もかかる。
また、高さも低くので、ブリッジの方が良い」と勧めるばかりです。また、虫歯はブリッジの時に同時にするからと、治療を断ります。
 
先生にお聞きしたいのは、両隣りが冠の歯でも、ミラクルデンチャーが適しているでしょうか。
または、ブリッジの方が今後、両隣の歯への負担は少ないのでしょうか。
 
冠の歯が両隣でも、ミラクルが問題ないのであれば、他の歯科で虫歯のみ治療し、新たに2本の冠を作ってもらい、帰国しようと考えています。
 
長々とすみません。よろしくお願いします。
 
 
A,メールでのお問い合わせありがとうございます。
  林歯科医院の林です。

ミラクルフィットの大きな利点は、「両隣の健全な歯を削らなくてもいい」ということです。
今回は両隣の歯がすでに削られていて、しかも、やり直す必要があるということですので、大きな利点を生かすことができません。
しかも、やり直すついでにブリッジができてしまうので、効率的です。
このような場合は、あえてミラクルフィットを勧めていません。
一本欠損ですので、両隣の歯への負担の差も微妙です。

さらに高さが低い場合は、ブリッジが適しているとも言えます。
この場合のミラクルフィットの残りのメリットは、両隣の歯の手入れがやりやすいくらいだと思います。

参考になりましたでしょうか。
 

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