長年の経験から思うこと

ホームページにも書いています

当医院は、1988年に開業し、これまで20年以上歯科治療にたずさわってきました。

長年治療をしていると色々な発見があります。

極端な例を挙げると、20年前に被せた物がいまだに悪くならずに無事に残っている人。
それとは逆に10年前は自分の歯が全部残っていたのに、今は残念ながらほとんどの歯がなくなり入れ歯になってしまった人。
そして80歳になった今でも、時々歯石を取りに来院され、ほとんどの歯が残っている人。
歯槽膿漏でかなり弱っている歯でも、連結したり噛み合わせのバランスの調整で予想以上にもった人。
一生懸命歯を磨いているのに、歯槽膿漏が進んでいく人。


・・・・いったい何が違うのでしょうか??


被せる物や施術法の違いや噛み合わせ。治療が完了した後の予防や定期健診の意義。
歯ブラシの使い方の違い。その人の免疫力の違いや食生活や喫煙の有無など、

                           ・・・いくつかのポイントがあります。


それと、噛みあわせに姿勢が大きく影響していることもわかってきました。

以前は噛みあわせの異常の場合には、噛みあわせの調整を中心に行ってきましたが、最近は歯をさわる前にまず姿勢の調整を行っています。
顎関節症のような複雑な症状でも歯をさわらなくても不思議なくらい簡単に治ってしまうこともあるのです。


林歯科医院では、日頃より長年の経験に、このような新しい考え方も取り入れ、
すぐに歯を削るだけではなく、体とのバランスにも関心を持ち、
いくつかの治療方法の中から患者様と相談の元で的確な方針をたて、
治療後の経過を予測し、患者さん一人一人に、ていねいな説明を行い、
できる限りリラックスできる安全で適切な処置を行なうことを目指しています。

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