Q、自分の歯のことで悩んでおります 30代男性 130113

一般歯科

Q、自分の歯のことで悩んでおりますので、質問させていただきました。

2010年の2月頃、上の一番左奥の歯(親知らずは抜いておりますので歯は無いです)に痛みがあったので、かかりつけの歯医者さんで診察していただきました。レントゲンをしていただきましたが、虫歯ではありませんでした。

過去にこの歯をつめた事がありましたので、念のために、つめ物をはがして中まで確認していただきましたが、虫歯ではないとのことなので、とりあえず歯や歯茎の炎症を抑える為の物だったと思いますが、薬をいただき様子を見ることになりました。

しかし、薬をきちんと飲んでも治らず、さらに効き目のある薬をいただきました。それでも痛みは改善されず、結局歯の神経を抜くことになりました。

虫歯ではないのに神経を抜くことにショックだったのですが、渋々OKしました。神経処置をしていただき痛みは一旦治まりましたが、何カ月か経過した後にまた以前のように同じ歯に痛みを感じるようになりました。

元々、何もしていなければ痛みはなく、食事や歯磨き、少し歯に触ると激痛ではないですが、違和感がある程度なので、様子を見ています。

もうこの歯の痛みと一生付き合っていくしかないのでしょうか?もしくは再度、歯医者さんに行ってこの歯を抜いていただくしかないのでしょうか?
歯は親知らず以外抜いたことがなく、抜くことに抵抗があります。

ちなみに過去に歯槽膿漏になる可能性があると歯医者さんや会社の検診で言われたことがあり、そのことも関係しているのでしょうか?

長文になってしまいましたが、悩んでおりますので、アドバイスをいただければと思っております。

A,メールでのお問い合わせありがとうございます。

大変悩まれているろいうことで、一度考えてみました。
メールの文面だけからの判断ですので、あくまでも推測です。

神経を取る前に考えられた原因は、

1、知覚過敏か
2、神経が悪くなっていたのか、
3、歯槽膿漏による歯肉の痛み、
4、噛み合わせの問題、
5、歯にひびが入っている
6、歯や歯肉以外の原因

薬は、歯茎の炎症を抑える為の可能性が高いです。


現在は、神経を取っているわけですから

1と2がなくなり
7、神経を取った後に起こる、歯の根の先の炎症も疑われます。
神経の治療をしても、不快感が少し残ることはたまにあります。
もしもそうだとしたら、やりなおしてすっきり治ることもありますが、難しいこ
ともあります


現在は、3~7の原因になりますが、これ以上は実際に見てみないと判断できま
せん。

レントゲンなどで診査しないといけないのですが
治療としては、推測ですが

1、まずは噛み合わせの調整と歯槽膿漏があれば、その治療
  噛み合わせを少し調整するだけで、かなり改善されることはよくあります。
2、神経の治療のやりなおし
  やりなおしてすっきり治ることもありますし、難しいこともあります
3、抜歯
  あきらかに歯の問題で、どうやっても治らない場合は抜歯になることもあります。
又は、内科、耳鼻科での診断
  歯だと思っていても、それ以外の原因ということも考えられます。

という順で診ていくことになると思います。
ただ原因がやはりわかりにくく、レントゲンでも問題が見当たらない場合は
違和感がある程度なら、確かに様子を見ていくこともありえます。


実際に診察すれば、もっとはっきりとしてくると思います。

参考になりましたでしょうか?

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メール送信後にお返事をいただきました。

 こんにちは。○○です。

お忙しいところ、私の悩みにさっそく応えていただきまして
ありがとうございます。大変、分かりやすく参考になりました。
 
歯の大切さと言いましょうか、内科、耳鼻科等にも関係しているかもしれないという奥深さ等も改めて認識しました。
 
今後、できるだけ歯を大事にしていきたいと思っておりますので、検診等にも積極的に行きたいと思いました。
 
本当にありがとうございました。

 

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