できると辛い『口内炎』

お昼のミーティング

こんにちは!

みなさんは口内炎ができて、食べるのがつらかったり、しみたり、気になってつい触ってしまったりという経験はありませんか?
今回はできると辛い『口内炎』についてお話ししたいと思います。

まず『口内炎』は、口腔内の粘膜に発症する炎症のことです。ストレスや疲れがたまって抵抗力や体力が低下した時に起こり易く、体の異変を知らせるサインともいえます。

・種類

①アフタ性口内炎

一番よくできる口内炎です!
口内炎の表面が擦りむいたような状態で周りが少し腫れた状態になっています。
ストレスや疲労、免疫力の低下、栄養バランスの乱れ、睡眠不足が原因になります。

②カタル性口内炎(外傷性口内炎)

口内炎の表面が傷になっていたり、赤く腫れて炎症をおこしている状態です。
頬を噛んでしまったり、入れ歯や矯正装置が粘膜を傷つけたり、火傷が原因になります。

③ウイルス性口内炎

ウイルスが原因で起こる口内炎です。他の口内炎に比べて痛みが強く発熱や倦怠感がある場合があります。

・ヘルペス性口内炎
高熱が数日続いた後、舌や唇の裏に多数の小さな水ぶくれができ、破れると潰瘍ができます。

・カンジダ性口内炎
白くて柔らかくコケ状の斑点ができ赤くただれます。

●口内炎と似ている他の病気

口内炎の多くは数日から約10日で自然治癒するのが一般的です。しかし、長期間(2週間以上)経過しても治癒しない、徐々に大きくなる、再発を繰り返す、薬を5?6日用いても改善しない場合は、別の深刻な疾患かもしれません。
白板症・・・カンジダ性口内炎に似ています。口腔内粘膜が白色変化する。癌化する可能性があります。
舌癌・・・アフタ性口内炎と似ています。主な患部は舌縁。初期は痛みを感じません。早期発見治療で90%以上が治癒可能です!

●予防

口内炎を予防するには免疫力を高めること!
そのためには食生活の乱れ、睡眠不足、疲労やストレスの蓄積などに配慮した生活習慣をを改善しましょう!食生活に改善は免疫力アップに繋がります。とくに、たんぱく質、ビタミンA、B群、Cは体の抵抗力を強め、感染防止効果があります。

ビタミンA:人参、かぼちゃなどの緑黄色野菜、ウナギ、レバーなど
ビタミンB:牛乳、チーズ、卵、魚、豚肉、レバー、大豆製品など
ビタミンC:柑橘類、いちご、ブロッコリー、パプリカなど

また入れ歯をしている方は、毎日丁寧に入れ歯を磨いて清潔にしましょう。
市販の入れ歯洗浄剤も定期的に使用すると効果的です!
入れ歯を入れて痛みがあったり不具合があれば無理に使い続けず、歯科医院で診てもらいましょう!

 

saito2.jpg

              SAITO

関連記事一覧

カテゴリー