冷え症 あれこれ!

お昼のミーティング

  

本格的に冬が始まり、私も含め、林歯科医院には冷え性で悩んでいるスタッフが多いので、今回は冷え性について勉強しました。

定義

病名は西洋医学にはなく病気として扱われず、単に身体の自覚症状に過ぎないと考えられています。東洋医学では治療すべき疾患とみなされています。従って、医学界の統一的な定義は明確ではないそうです。(ウィキペディアより)

原因

食生活の要因
身体を冷やす食べ物「陰性」の食物は、暖かい地方で採れるものや、夏に採れる野菜などです。その他に血液をドロドロにし循環を悪くさせる効果のある食べ物も体を冷やす要因の一つとなります。(甘味料、食品添加物、ラード、たばこ、チョコレート、スナック菓子、砂糖など)

運動不足・筋力の低下
運動不足は身体の代謝を低下させ、血液の循環を悪くさせます。また筋力が低下する事によってエアコン等に対する免疫力が弱り、自律神経がうまく働かず、毛細血管を収縮させる原因となります。

症状

■頭痛・肩こりがひどい
冷え性がひどくなると血の巡りが悪くなり、頭痛やひどい肩こりに悩まされるようになる。
■すぐ風邪をひく
神経体温を調節する自立神経が弱っている為。
■腹痛や下痢が多くなる
身体の冷えと共にお腹も冷え下痢や腹痛が多くなる。
■集中力が低下する
物事に取り組む意欲や集中力が低下し、やる気がなくなる。
■アレルギーや肌荒れがひどくなる
代謝が悪くなる為、吹き出物やアレルギー等で肌荒れが目立つようになる。
■胃がもたれやすくなる
自立神経が弱っている為、消化液の分泌を抑制してしまい、食べ物をうまく消化できなくなり、結果として胃もたれを引き起こしてしまう。
■生理不順が起きる
自立神経の不調によりホルモンのバランスが崩れ、生理不順を引き起こす。
■体力がなく疲れやすい
毛細血管が収縮してしまう為、酸素を運ぶ力が低下し、貧血やすぐにダルくなったりなどの症状を引き起こす。
■夜眠れない
手足が冷えてしまい、集中して寝る事ができなくなる時がある。

上記のほとんどが私はあてはまるので、冷え性が原因なのかなと考えさせられました!
原因が分かれば改善も出来るので、頑張って努力して少しでも多くの悩みを改善したいです\(◎o◎)/

種類

■自律神経失調体質
冷え性になる方のほとんどが、この自律神経失調体質に当てはまる。
自律神経は、人の内臓、血管などの身体を一定に保っていく働きを任されている。
自律神経が崩れると、疲れがとれない、イライラする、胃がもたれる、肩がこるなどの症状も引き起こす。基本的には不規則な生活、食生活などから引き起こされる事が多い。

■鉄分不足体質
特に女性に多い。ダイエット等などの食事を極端に減らす行動や生理などにより、鉄分不足になる。この状態が続けば、貧血を起こし、冷え症に大きく関わってくる。
貧血は、酸素を運搬する役目を担っている赤血球が少ない状態の事である。赤血球が少ない血液は身体の力の源の一つである酸素を運搬する力がなく、結果として体力不足、疲れやすく、手足が冷える状態を作ってしまう。

■ホルモン不規則体質
ホルモンのバランスが崩れる事による自律神経の不調が原因となる。

冷え性が女性に多い理由がなんとなくわかる気がします(‘_’)

冷え性対策

食事で改善
身体を暖める食べ物「陽性」の食物は、寒い地方で採れる物。冬に採れる食べ物が多いのが特徴です。

野菜
ニンジン、ごぼう、レンコン、にら、かぼちゃ、ネギ
果物
桃、サクランボ、あんず
魚介類
エビ、なまこ、アナゴ、貝類、赤身の魚
肉・卵類
羊肉、豚肉、鶏肉、ハム、卵、ソーセージ-
調味料類
しょうが、とうがらし、にんにく、山椒、胡椒、みそ、しょうゆ
種実・豆類
梅、栗、くるみ
穀物・芋類
山芋、こんにゃく、
その他
紅茶 

パワーウォーキング
ダイエット&エクササイズ等にもよく利用されるウォーキング方法で、血行促進の効果があるそうです。
1.背筋はまっすぐに姿勢よく大幅に歩幅をとる。
2.基本的な呼吸は「吸う」「吸う」「吐く」「吐く」です。リズムよく行う。
3.腕は普段より大きく振る。(約20分~30分)

ツボマッサージ

湧泉(ゆうせん)
足の裏の中心より少し上部(指を曲げた時にちょうどくぼみができる所)。

三陰交(さんいんこう)
足の内側、くるぶしから指4本をあてた時に4本目の指のすぐ上にあるのがさんいんこう。生理不順にも効果がある。

足三里(あしさんり)
膝を折り曲げ、皿の外側のくぼみから指4本分下のツボ。足の疲れ等に効果がある。

中院(ちゅういん)
へその上から親指を抜かした指4本分上にある。

天枢(てんすう)
へその両隣にある。おへそより、指3本分わきを押す。

関元(かんげん)
へその下にある。おへそより指3本分下を刺激する。

曲池(きょくち)
腕を曲げた時にできるしわの外側を刺激する。

合谷(ごうこく)
親指と人差し指の間、手の甲を押す。

冷え性に関係するツボがこんなにたくさんあることを知って驚きました。
勉強会でもスタッフで「ここかな?」と言い合いながら楽しく探しました!(^^)!
簡単
に見つけやすい合谷を押すと確かに手が温かくなった気がしました!

 

▼たまたま見たテレビで冷え性を特集していたのでそれもまとめてみました!
良かったら参考にしてください(‘◇’)ゞ

TBSこの差ってなんですか?(今週火曜日放送)
「手先や足先が冷えやすい人」と「そうではない人」の差
専門家:市原淳弘(東京女子医科大学 高血圧内分泌内科教授)

この差は…
毛細血管の先に血が通っていないか どうか

「足先」や「手先」に冷えていると感じる人は、毛細血管の先に血が通っていないといえる。「足先」「手先」にまで毛細血管はあるが、血液が行き渡らないために温度が伝わらず、「冷えた」と感じてしまう。

★ ★毛細血管をもとに戻す方法が2つ!★★

(1)食べ物で解消!:「シナモン」
 「シナモン」は、血管の修復を促進。結果として、毛細血管を丈夫にする作用がある。1日0.6g?3g程度(スプーン小さじ1杯)。カフェオレやミルクティ、トーストなど、工夫をしながら毎日食べると良い。

(2)姿勢で解消!:「正座」
 「正座」をすると全体重が「ふくらはぎ」にかかり、「ふくらはぎ」が圧迫されて血が止まる。その状態から立ち上がると、止まっていた血流がバァっと再開して、血流が足の先の隅々まで行き渡る。「正座(約30秒)して、立ち上がる」を3セット繰り返すと効果的。
 

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     MASTUURA

 

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