豆苗(とうみょう)という野菜について

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豆苗(とうみょう)という野菜について

みなさんは豆苗(とうみょう)ご存知でしょうか??

豆苗とは
エンドウの若菜。エンドウ豆を短期間で発芽させ成長させたもので、新芽野菜と呼ばれています。もやしと同じ分類です。
見た目はカイワレ大根を大きくしたようなもので最近ではスーパーで安価で売られているので見かけたことや、手にとったことのある方は以外と多いのではないでしょうか。

 


tomyo.jpg      写真はLetas より引用 

 

豆苗の栄養素とその効果

βカロテン
ブロッコリーにも多く含まれているがその約6倍含まれている(葉物野菜の中で1番)。
がんの抑制、動脈硬化の予防。体内でビタミンAに変換され、粘膜、皮膚、髪、視力の維持、喉や肺の呼吸器系を守る効果も。(ビタミンAは美肌に必要な栄養!)

ビタミンB群
(8種類のビタミン、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)
糖質をエネルギーに変え脂質を代謝しやすくするのでダイエットに効果的な栄養素。皮膚のターンオーバーを促してくれるのもビタミンB群なので不足すると肌荒れしやすくなる。エネルギーの代謝を助けるので疲労の蓄積も防いでくれる。

ビタミンC
酸化してしまった物質を還元する抗酸化作用がある。免疫力を高め、鉄の吸収を促進。コラーゲンの生成を助け、毛細血管や歯、軟骨の結合組織を維持する。

ビタミンE
アンチエイジングに効果あり。
体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあり、細胞膜の酸化による老化、血液中のLDLコレステロールの酸化による動脈硬化など、老化や生活習慣病などを予防することが期待される。

ビタミンK
骨にあるたんぱく質を活性化し、骨の形成を促す。骨粗しょう症の治療薬として使われている。

葉酸
赤血球の形状に不可欠なビタミン。DNAの合成を助け成長を促す働きがあり、妊娠中や授乳中に特に意識してとりたいとされる栄養素。不足すると免疫機能、消化機能に影響あり。

カルシウム
骨や歯の構成要素。体の生理機能を調整し、心を安定させる働きもある。血液凝固や高血圧の予防、イライラを鎮める効果も。

食物繊維
不溶性食物繊維が含まれている。腸に直接届く特徴があり、水分を吸収してくれるためデトックス効果がある。

タンパク質
豆苗は野菜だが、タンパク質が多く含まれている。内臓や血液、骨、ホルモンを作り細胞を修復する効果がある。

女性には嬉しい美肌効果やデトックス効果、アンチエイジングに必要な栄養素が多いことが分かりました!

豆苗の賢い食べ方

βカロテンとビタミンB群を賢く摂取!
☆そのままサラダにしてオリーブオイルやごま油とその他食材とあえる
→βカロテンは油と一緒にとることがオススメ
ビタミンB群は熱に弱い特徴がある

食物繊維でデトックス効果!
☆鍋、スープの具材に
→食物繊維は水分と一緒にとると効率的。

簡単に食べたいそんな時
☆炒め物にも豆苗は最適!
☆カップ麺に切って洗った豆苗を入れてお湯を注ぐのも◎

豆苗の知恵

① 豆苗の根っこ、豆の部分は食べられません。
② 葉や茎の緑が鮮やかでピンと立ってて伸びすぎてないものが歯ごたえの良い豆苗!
③ 根に近い茎を2センチほど残して、根が浸かるように水を張っておくと一週間ほどで再収穫ができる。
④ しかし再収穫はできて2回ほど。
⑤ βカロテンはブロッコリーの約6倍含まれている
⑥ ビタミンCはほうれん草の約2倍含まれている
⑦ 食物繊維はジャガイモの約2倍含まれている
⑧ 豆っぽい香りがあるので野菜が苦手だと生はきついかも
⑨ 炒めると癖もほぼなく食べやすい
⑩ きのことの相性が良い(個人的な感想です、特にエリンギと炒めると美味しかったです。)

豆苗には栄養がたくさん含まれていて、なおかつ手に入りやすく調理もしやすいのでご家庭にも、一人暮らしにもオススメです。
また、これからの時期台風などで野菜の価格が高騰するなかで、工場で栽培されることの多い新芽野菜は安定した価格で手に入るので安心です!

栄養素を知るとこれから食べることが少し楽しく感じますね!
ぜひスーパーで探してみてください!

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                                                     Tani

 

 

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