歯ぎしりはノンレム睡眠の真ん中あたりで起こることが多いそうです

お昼のミーティング

みなさんこんにちは!
勤務医の杉本です。

今回は、勉強会で睡眠についてのお話をしました。

睡眠といっても種類があるのはご存知ですか?
聞いたことある方も多いかもしれませんが、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠というものがあります。

ノンレム睡眠とレム睡眠を約90分間隔で繰り返しているのが睡眠です。

ノンレム睡眠は、体は起きているが脳は眠っている状態で、浅い睡眠にあたります。
その中にも段階があり、最も深いノンレム睡眠では体もほとんど動かない状態になります。

歯科に関係するところでいうと、歯ぎしりはノンレム睡眠の真ん中あたりで起こることが多いそうです。

レム睡眠は体は眠っているが脳は起きている状態で、深い睡眠です。

レムとは急速眼球運動(rapid eye movements:REM)のことで、体は眠っているレム睡眠中でも眼球が動いているそうです。不思議ですね。

レム睡眠は睡眠全体の約20%程度で、加齢とともに割合が減っていきます。
また、歯ぎしりをしている方や睡眠時無呼吸症候群の方もレム睡眠が減少するそうです。

昼寝を少ししただけでも頭がすっきりしますよね?それは、ノンレム睡眠によって脳が休息するからです。
集中が切れて作業効率が下がってしまったときは少し寝てみるのもいいかもしれませんね(^^)

普段睡眠の段階を意識することなんてないと思いますが、何かのお役に立てばと思います。

急に寒くなってきましたが、みなさんしっかり暖かくしていい睡眠をとりましょう!

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                        杉本でした!

 

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