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2016年6月 3日
歯が溶ける酸蝕症について

 
酸蝕症というのは歯が身近な酸性の飲食物や胃液によって溶かされる疾患です。

生活習慣に大きく影響される疾患であるため、虫歯や歯周病に次いで第三の疾患として近年問題とされています。

以前は、塩酸や硫酸、硝酸等を扱う工場において酸のガスやミストが直接歯に作用して表面が溶ける職業病と捉えられていましが、最近では一般の方の口腔内にも見られるようになってきました。

原因は歯のエナメル質が溶けるpH5.5以下の酸性溶液に長時間、頻繁にさらされると発症します。飲食物由来の炭酸飲料、柑橘類や、お酢、反復性嘔吐、摂食障害(拒食症・過食症)、逆流などが酸蝕症の原因とされています。


では、具体的にpH5.5以下の飲食物は……?

野菜では、トマト、人参、じゃがいも、コーン等でpHは4~5。
果物では、苺、オレンジ、パイナップル。またドレッシング、醤油はpH3~4。
飲み物では、スポーツドリンク、カルピス、コーラ、紅茶、お酒はpH2~3です。

これらの飲食物を長時間、頻繁に食べていると、酸蝕症になるリスクが高くなってしまいます。

症状としては、熱い物や冷たい物がしみる、歯の先端が透けてみえる、歯が欠ける、割れる、歯が黄色っぽくみえる等が挙げられます。

このうような酸蝕症に対する予防は…??

・酸性の飲食物をだらだら食べたり飲んだりしない。お口の中に長くおかずに、すぐ飲み込みましょう。
・摂取直後はかたい歯ブラシを使用して強い力でブラッシングすると、歯がすり減ってしまうため水でうがいをして中和するか30分以上経ってからブラッシングするようにしましょう。
・就寝前に酸性の飲食物を飲んだり食べたりしない。寝ている間は唾液の分泌量が少ないためpHが戻りにくいです。

歯の再石灰化、耐酸性の向上のためにフッ化物を利用することも大切です。
 

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                               MOMURA

 

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