林歯科医院

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子供たちの危機 「お口ポカーン」現象

今日本では、ほとんどの子供達は、小子化の中で大切に育てられ、満ち溢れた食品の中から好きな物を食べつくし、砂糖、塩分、油の3拍子そろって、しかも食べ物とはみなせない歯に優しいソフトな食べ物を好み、一見とても幸せな生活をしているように見えるのですが、もうみなさんお分かりのように、ある意味過保護のせいで、危機的な状態になっているのです。

日本子供虐待防止歯科研究会理事の北村義久先生の話では、「今かつてないほど、子どもたちが弱っているとの報告が続き、教育現場では集中力の欠如、不登校、授業中の居眠り、運動機能の低下や姿勢が保てない、医療現場からは喘息やアレルギーの問題、睡眠障害、頭痛、肩こり、視力低下が報告されている」とのこと。(月刊保団連2018、7月号・子どもたちの発育と口腔、北村義久)

北村義久歯科医師は、これらは睡眠障害や覚醒時の呼吸に大きな問題があり、マイオブレース(後述)などのマウスピースによる口からのアプローチが大切だと示唆している。

私も、これらの出発点が、食育と呼吸の問題が大きな部分を占めていると捕らえています。歯科医師としてはこれらは日々の仕事に密接に関連しているので、どうしてもそこに関心を持ってしまいます。

そして不完全な呼吸や食育の結果起こるのが「お口ポカーン」現象です。

今やほとんどの子供達が、口を「ポカーン」と開けています。この口「ポカーン」による口呼吸の悪影響は子供達の成長に大きく関わっていきます。レストランで子供達を観察していると、多くの子供達が口唇(くちびる)を開けたまま食べ物を噛んでいます。よく見ると最悪なことに隣のお父さんも口が開いていることもあります。

歯を削らないためにも、歯を抜かないためにも、そして子供達が健康な体に育ち、明るい表情を作るために、この後もこのようなお話が続きます。


 

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