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Q、今の私の唯一の心の支えは、林先生の本の言葉です。   40代 男性 171223


Q、初めまして。
すみませんが、林先生に3点ほど、ご相談事項があります。
私は、まだ入れ歯を使用したことがないのですが、
近いうちに右下7番を抜歯することになる可能性があります。
親知らずは、4本ともありません。

1.ミラクルフィットの毎日のメンテナンスについて

ミラクルフィットは、毎日の洗浄等のメンテナンスが必要かと思っています。
その場合、「オーラルケア リテーナーブライト」を洗浄に使用しても大丈夫でしょうか?
子供が歯の矯正器具を「オーラルケア リテーナーブライト」で毎日洗浄しているため、
同じものが使えないか教えていただきたいのです。

2.パノラマレントゲンでの神経のない歯の根の先の黒い影について

パノラマレントゲンを撮影した時に、昔に神経を取った歯が何本かあり、
どの歯の根の先に黒い影が少しあるようです。大きくないようですが、自覚症状もありません。
こういった歯については、林歯科の場合、どのように対処されていますでしょうか?
一般的に、様子見とする場合が多いのでしょうか?
どの歯も神経を取って、15年以上経過しています。

3.右下7番の歯について

歯にひびが何ヶ所か昨年秋頃に、発生していたようで、
最初の自覚症状として噛んだら痛くなり舌側の歯茎にフィステルができ、根管治療もしましたが、
舌側のフィステルはなくなりましたが、ほっぺ側の歯茎にフィステルができ、
必死で自分でネットで調べて、何件かの歯医者に行き
今年の11月末に、遠くの歯医者で、一旦歯を抜いて、ひびがある箇所の周辺を削って、
接着で埋めて再度戻す再植手術を受けました。
手術は無事成功し、「大丈夫」と言われていたのですが、次の日の消毒を若い医者が行い、思いっきり消毒されて、
ヒリヒリ状態が続き、手術後の1週間後に、抜糸を行いましたが、
その時に、糸を切るのを若い歯医者が行い、年配の歯医者が糸を抜きましたが、
糸の切り忘れがあったようで、歯茎を少し引きちぎれてしまったのですが、
その事を医者は話さず、いきなり歯根吸収の可能性があるという話をしだして
私は、なんでいきなりその話をこのタイミングでするのかわからずパニックになりました。

自宅に帰ってから歯茎を見て、初めてその状態を認識した次第です。
手術した医者からは、抜糸後に、悲観的な言葉ばかり言われ、
言い方的に厄介もの扱いのような発言から必死で処置ミスをごまかそうとしている感じでした。
精神的にかなり不安定な状態に陥っています。
手術の次の日の消毒、抜糸の処置に、誤りがあったことは、明白なのですが、
仮歯の処置など今後の事もあり、証拠の立証も難しいため、詰め寄る事ができずにいます。

手術した医者を、最後の頼みと思いかなり信じていただけに、裏切られた思いで
失意のどん底にいます。

自分であれこれ調べて、過度の消毒と抜糸のミスで、歯根膜を傷つけたことにより
歯根吸収の確率が高くなってしまったと認識しています。

歯の事でストレスが溜まり、夜もあまり眠れない状態が続き、
昼間の仕事中に、何度か過呼吸寸前になり、吐きそうになった事が何度かありました。
過呼吸にならないように、自分で自分をなだめる事を思い、ゆっくり息することを行い、
また、吐くと胃液で歯が溶けていくので、必死でこらえました。

もし、今後、抜歯することになったら、林歯科に行って、ミラクルフィットを作ってもらおうと
思っています。

今の私の唯一の心の支えは、林先生の本「私は歯を削りたくない歯医者です」の
第3章の「ストレスなく生きる方法」に書かれている言葉です。

「あきらめも肝心です」
「私はそれでいいと思います。自分にストレスのない考え方をすれば幸せになれるのですから。」
「どうですか?ひょっとしてかなりストレスがなくなってきていませんか?
 健康になりそうな気がしませんか?」
特に上記の言葉が印象的で心の支えになっています。

歯根膜を増やすことは簡単には、できないものなのでしょうか?
右下7番の歯を歯根吸収の確率を下げる方法があれば、ありがたいのですが
たぶん難しいんだと思います。
今後この歯の事で精神的にくじけそうになった時に、精神的に持ちなおすきっかけとなる言葉を
林先生から少しだけでもいただけたら幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

A,メールありがとうございます。
  林歯科医院の林です。

1、矯正器具と入れ歯の洗浄は金属部分があるかどうかで少し違いはありますが大きな問題はありません。同じように考えていいと思っています。
色々な商品があるので、使ってみてもしも不具合があれば、その時点で変更すればそれですむことです。

2、もともと神経の治療は難しいものです。
昔に神経を取った歯の神経の治療はさらに難しくなります。
治療したからといって、黒い影がなくなるとは限りません。逆にさわることで痛みが出たり腫れたりすることがあります。時には無理にさわることで歯が破折することもあります。
このことを理解いただき治療することになりますが、たいていの方は、「さわりたくない」という返事になります。
では、放置しておいて問題はないのかという疑問が生じますが、体の免疫力しだいだと私は思っていますので、自覚症状が出てくるまで、或いは、レントゲン的に問題が出るまで、様子を見ることが多いです。

3、一旦歯を抜いて、再度戻す再植手術というのは、多くの歯医者では抜歯のケー
スです。普通リスクが大きいのでそこまで行いません。
成功率は高くなく、だめだった場合の患者さんへの説明がお互いにとてもストレスになるからです。

今回のケースですが、消毒や抜糸で症状が悪化することは普通は考えられません。
ヒリヒリ状態や歯茎がちぎれてしまったことは、良いことではありませんが、そのことで歯根吸収するというのはちょっと疑問です。
もっと他にうまくいかなかった理由があるようにも思われます。
ただ、実際に私が見たわけではないので何とも断言はできません。

若い先生の施術も確かに未熟だったのかもしれません。
でも、私も昔は未熟な若い先生でした。
ここはどうしても避けることのできない部分で、どの分野の仕事にも共通です。

寂しいのは、主治医の接し方です。
ごまかしているのか、ただ説明が下手なだけなのか、それは疑問です。
技術は高いのに、コミュニケーション能力が低い先生はたくさんおられます。

失敗したとしてももっと親身になって説明があればそこまでストレスがたまらなかったと思うのです。ここは本当に残念な部分です。でもその先生には精一杯だったのかもしれません。

でも、今回は失敗というよりも、誰が行っても難しい手術にトライしたものの、やはりうまくいかなかったと理解する方がいいような気がします。
私でもできなかったかもしれません。

私の歯の治療にしても、誰かにしてもらうことになるのですが、決して満足のいく結果にはなっていません。
段差があり70点くらいの出来のものもあります。
でも一所懸命してもらったし、あとの30点は自分の手入れの努力で維持しようなどと考えています。
「これも運命」かと受け入れて気にしないように心がけています。

でもこのことが仕事の考え方のプラスになっていると考えるようにしています。

私も日々、100点満点を目指していますが、毎回100点満点というものは、本当に難しいものです。歯科治療の難しさは私が一番わかっているからです。

もう一つ、再植手術は、うまくいったとしても、しだいに根が吸収して、数年後に抜けてしまうことがあります。それだけ難しいのです。

また、再植手術をせずに抜歯してインプラントを勧める先生も多くいます。
それに較べたら、再植手術をされた先生は良心的だと思います。

これらは私の正直な思いです。

少し心に余裕ができましたでしょうか。
私は、ストレスを感じている時は、すぐにはできなくても、次第に自分の胃が穏やかに保てることを心がけるようにしています。胃が穏やかに保てるための思い方ができるように心をコントロールします。
なぜならば、そうしないと体が壊れていくことを感じるからです。
立ち止まって論理的に考えます。どうしたらコントロールできるか。

完全な人間はいません。私も相手も。・・・そう思います。

 

経過が悪く、もしも抜歯になってしまった場合は、ミラクルフィットを入れるのもいいのですが、「何も入れない」というのも一つの選択肢です。
多くの方が、7番目の歯がない状態で食事しています。
上の7番目の歯が伸びる可能性はありますが、一つの妥協策です。
もちろん個人差はあります。

ちなみに歯根膜を増やすというのはとても難しいと思います。

参考になりましたでしょうか。
たくさんの質問があったので、書き忘れがあったらまたメールください。


さて、
一度悪くなった歯は決して元には戻りません。
悪くならないように注意することが結局一番大切です。
私も、自分の歯で自分自身が今にして切実に感じています。
だから現在、3歳からの虫歯予防ということの大切さを、来院される患者さんに伝えています。

小さいときに注意しておくと、一生虫歯にならない可能性があります。
このことを伝えて、そのお手伝いをしていくことこそが、これからの歯科医療の大切な使命だと痛感しています。

第2巻では、予定を変更してこの話も入れようと考えています。

この度は私の本を読んでいただき本当にありがとうございました。
第3章の「ストレスなく生きる方法」は、歯科のお話よりも私が伝えたかったお話です。
この話が「心の支え」とお聞きして、書いて良かったとつくづく思いました。

参考にしていただきなによりです。

 

 

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