歯にいい植物
『キンマ』
キンマ(写真)はインドネシアで歯磨きの代わりに噛まれている植物です。
キンマには虫歯や歯周病予防の効果があると言われ、実際に噛んでみると歯医者
さんの香り?が広がるそうです。
常緑のつる性木本で植物に刺激的な味臭があり、乾燥させた葉は健胃,去痰薬と
して使われます。
『ニーム』
インドの田舎ではニーム(写真)という植物の小枝が歯ブラシ代わりに使われているそう
です。
柑橘系で歯周病を防ぐ効果があるため、歯磨き剤にも使われています。
また、ニームは色々な皮膚疾患、糖尿病やガン、AIDSなどにも効用があり、さら
に避妊効果や殺虫効果もあるとのこと。
このことで発展途上国における産児制限や無農薬農業の開発などへの使用に大き
な期待がかけられています。
『ティートリー』
ティートリー(写真)はオーストラリアの原住民達に昔から使用され、細菌、真菌、ウイルスに効果的に作用します。
先住民族アボリジニの秘薬、万能薬として伝わり、体の免疫機能を刺激し、回復させるといわれています。
現在でもオーストラリアでは救急キットとして活躍し、歯磨き粉やマウスウォッュなどの製品や、歯科でも使用されることもあることから「歯科医の精油」とも言われています。
林歯科医院で使用している歯磨き剤である「ブレスクラブ」にも、このティートリーが含まれています。
ペニシリンでおなじみの抗生物質も多くは植物から。・・・・植物って本当にすごいですね。
ちなみに、『薬』という漢字の由来は、・・・・草を食べて楽になること
『Drag』の由来は・・・・dry herb (乾燥したハーブ)
「酸蝕歯」 (さんしょくし) Tooth Wear- 虫歯じゃないのに歯が溶けるお話です -
歯は硬そうに見えますが、食べ物や飲み物で溶けることがあることをご存知ですか???。
実は、歯は pH5.5 以下の酸性度の高い飲食物で溶け出します。
pH5.5 以下 の飲食物とは・・・・・・・
コーラ・オレンジジュース・スポーツ飲料などの清涼飲料の多くはクエン酸かリン酸が含まれ、酸性度が高いため、歯が溶け、酸蝕歯の原因となります。
その他に、乳幼児用イオン飲料、ビール、ワイン、飲泉(温泉を飲むこと)、ビタミンC剤。
さらに、・・・ 健康のためのお酢やレモン、グレープフルーツ、オレンジなどの柑橘類も歯を溶かすのには驚きです。
また、拒食症、過食症、胃食道逆流症による胃液の逆流も胃液の酸で歯を溶かしやすくなります。
以下は典型的な酸蝕歯の写真です!
↑健康のために2年間黒酢を習慣的に飲み続け、きれいな歯が酸でデコボコになってしまいました。(痛みはないことが多いです。)
露出した象牙質は溶けやすいため、池のようにへこんでいます
↑ 夏みかんを数年間食べ続けていたため、前の歯がすべて溶けてしまいました。体にいいと思っていたのに・・・!
柑橘類や梅干の大量摂取や胃液の逆流でも同じことがおこります。
●酸蝕歯の予防と治療
このように、多くの食べ物が歯を溶かす原因になりますが、ある程度までは問題ありません。
しかし、これが毎日の日課になれば注意する必要があります。
健康のためのお酢を毎日飲むのであれば、口の中で長く置かず、すぐに飲み込むか、ストローを口の奥にあてて飲むなど、飲み方を工夫して、摂取時間を短くすることが大切です。
また酸性度の高い飲食物を食べた後は、歯の表面が酸によって軟らかくなるので、摂取直後に歯をみがくと、歯が簡単に擦り減ってしまうので、お茶や水などで口の中を中和するか、できれば30分以上たって唾液の働きで、歯の表面がもとに戻ってから行うようにしましょう。唾液には口の中を元に戻す働きがあります。
このように唾液はとても大切ですが、寝てしまうと唾液の分泌が減少するので、寝る前にこのような歯を溶かすものは避けるべきです。
また、最近の多くの子供達が口で呼吸するため、口の中が乾燥し、酸性になった口の中を唾液で薄めることができず、さらにpHが下がり酸蝕歯になりやすくなるので注意が必要です。
口を閉じて鼻で呼吸する練習が必要です。鼻炎があり鼻で呼吸しにくいようなら治療が必要です。
私の経験では、酸蝕歯は健康志向の人によく見かけます。体にいいものを毎日摂取することが、逆に歯を痛めてしまうことはとても残念なことです。
一度、歯の表面に異常がないか、チェックを受けることが大切です。
治療としては、酸蝕歯は酸によって歯が溶かされているため、溶けた部分を修復することで治ります。
それほど進んでいない場合は、それ以上進まないように習慣を改めることが必要です。
むし歯ってどんな病気?
これによって歯の表面に細菌の塊りである「プラーク」が形成され、この中でできる「酸」によって歯が溶かされた状態がむし歯です。
つまり、細菌がなければ砂糖が歯についていても虫歯にはならないのです。 砂糖と細菌が歯と出逢って虫歯ができるのです→三つの輪
妊娠中はどうして歯が悪くなりやすいの?
・唾液がネバネバした状態になり、口の中の細菌が繁殖しやすい環境になる。
・からだのホルモンの状態が変化して歯肉の炎症を起こしやすくなる。
・つわりで気分が悪かったり、動作が活発でなくなるので、歯をみがくのがおっくうになる。
このように妊娠したら口の中のばい菌が増えやすくなるのです。
つまり妊娠したからといって歯が悪くなるのではないのです。
できるだけ、工夫して口の中が汚れないように注意しましょうね。
もしも妊娠中に治療を受ける場合は、安定期(16〜27週)が適していますが、できるだけ妊娠する前から早期に歯の健康診査を受けることをおすすめします。
むし歯菌って赤ちゃんにうつるの?
しかし、むし歯菌は赤ちゃんの周囲の人から唾液を介して、赤ちゃんの口の中にうつっていくことがわかっています。
すると、歯が生えると間もなく、むし歯菌はロの中に住みつき増殖していきます。
つまり、赤ちゃんヘ口移しで食事を与えたり、大人の使っている箸スプーンで与えると感染してしまうのです。
しかし、まずは、赤ちゃんが健やかに成長してくれることが第一です。
あまり神経質にならず、むし歯になりにくい環壊を作ってあげましょう。
それには、ママやパパ自身のむし歯菌を減らしていくことが大切です。
そして、赤ちゃんの歯が生えてきたら、歯の手入れを行いましょう。
赤ちやんの歯はいつ頃からできはじめるの?
つまり、生まれる前からすでに赤ちゃんの歯は成長し始めるので、
強い歯にするためには、歯の作られる時期のママの栄養が大切です。
歯ブラシで100%磨けるのでしょうか?
やはり、くやしいですがスタッフによる定期的な歯のクリーニングが必要です。
自分では全部できないようです。
歯周病はかならずかかる病気なのでしょうか?
逆に遺伝的に歯周病になりにくい人もいるようです。
乳歯の虫歯の特徴は?
・乳歯の虫歯は永久歯に比べて、一時に多数の歯・多数の歯の面(咬み合わせの面や、
歯と歯の間の隣接面など)に広がりやすい。
・虫歯の進行がきわめて早い。
短時間のうちに歯面の大部分が崩壊したり、根の部分だけが残る状態になることがある。
このため、乳歯の虫歯は治療することも大切だが、多数の歯に虫歯がある場合は、
まず虫歯の進行を抑えることが肝心です。
子供の虫歯は、進行が早いことに加えて本人の自覚症状が少ないために、
気が付かないうちに神経にまで虫歯が進んでいることがある。
・乳歯の虫歯は、上の前歯(歯と歯の間)・下の奥歯(咬み合わせの面)にできやすい。
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