年を取ったら、歯は悪くなるのはしかたがないのでは?
今の日本の現状では実際にその通りです。現在、80歳になると28本のうち平均5~6本しか残っていません。しかし、スウェーデンでは80歳で平均25本近くの歯が残っています。
なぜ、こんなに大きな差がついてしまったのでしょうか?
それは、日本では虫歯が氾濫していた昭和30年代から40年代の時期に病気を積極的に治す為に歯科医師の数を増やす政策を行い、昭和40年ごろから歯科大学を次々に新設し、結果として病気を防ぐことよりも、とにかく治療を行うことに全精力が注がれることになりました。歯医者自身も削ってつめる治療を大学で教えられ、それがあたりまえだと思い、どうしたら悪くならないように予防できるかということをあまり考えて来なかったのです。 そのためせっかく治した歯もすぐに周囲に細菌がたまり数年すれば再び悪くなるとともに、歯周病も止めることができなかったのです。
一方北欧では治療だけではなく病気になる原因を重視しました。その結果、国の政策で予防教育と予防医療に多くの国家予算が使われ、国民自身も予防に関心を持ち、治療から予防の方向に転換していったのです。 おかげで、歯の回りはいつも清潔で、虫歯にも歯周病にもなりにくい状態を保つことができたわけです。
水道水に含まれるフッ素のことも確かに影響あるのですが、やはり予防を軽視したことがスウェーデンなどの北欧諸国との間に大きな差がついてしまった最大の原因だったのです。つまり日本でも、北欧と同じような予防を行うことにより、十分、歯を残せるはずなのです。
今話題の水嶋ヒロさんも、スイスからの帰国子女で、毎日15分は歯を磨いているみたいですよ。









