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2017年5月 4日
歯医者に通っているから歯医者に行く必要がありません

 
保健所で、毎月3歳児の子供達の歯の検診があります。

歯科医師会の先生達が持ちまわりで、年に数回お昼の仕事の時間を割いての執務となります。

場所は兵庫区保健所で行われ、いつもだいたい70名くらいの子供たちを二人の歯医者さんが検診するので、1人で35人くらいを診ることになります。

保健所なので診察台はないので、お母さんのひざのうえに足を広げて上向きに寝転び、私のひざの上に子供の顔を上から逆向きに覗き込むことになります。ミラーを持って歯の検診をします。

しかし、このように診察しても幸いなことに最近はほとんどの子供たちの口の中には虫歯はあまりありません。虫歯があるのは、だいたいいつも1割くらいです。つまり、3~4人ということになります。

このように年々子供の虫歯は減少しています。ただ、虫歯はないけど、歯が汚れていて、このままいくとそのうちに虫歯ができそうな子供は少なからずいるのです。まだ歯は生えてきたばかりで柔らかいので、ここからの予防が大切なのです。

だからこそ検診の後に、今後の虫歯予防のために隣の部屋での子供の歯磨き方の説明や、フッ素を歯に塗布するかどうかお母さんに尋ねます。
多くの母親は了解してくれますが、歯の汚れや虫歯の全くない子供の数名のお母さんは、必要ありませんと答えます。

保健所での施術のため費用もたいしたことはないし、フッ素を塗ってもらえるせっかくのチャンスなのに何故だろうと思われるかもしれません。
このお母さん達は、子供の歯の問題がないから油断しているのでしょうか。

いや、そうではないのです。そのお母さん達に尋ねてみると、実は、その子供たちは、定期的に年に数回お母さんに連れられて歯医者さんに通っていて、歯の汚れのチェックや歯のお掃除のあとフッ素を塗ってもらっているのです。さらに母親も子供の歯の磨き方の指導をすでに受けているのです。だから、必要がないのです。

じゃあ保健所での検診は必要ないはずです。
きっとそのとおりです、必要ないでしょう。ただ、保健所では歯科検診といっしょに内科検診も行われているので、せっかく来ているのできっとついでに歯科検診をしているだけなのでしょうね?。


そして、いつものかかりつけの歯科医院の先生とは違う先生のチェックで虫歯のないことを確認してきっと安心していおられると思います。
とてもいいことです、これまで続けてきた定期検診の成果と必要性を保健所で確認して、定期検診をこれからも続けようと思ってくれるわけですから。

つまり、この子供たちは歯医者に通っているからフッ素も塗る必要もないし歯医者に治療をしてもらいに行く必要がないわけです
「治療をしてもらいに」という文面を省略して、ちょっと意地悪なタイトルだったかもしれません。

逆にこのことで、同時に私としても定期検診の成果をここで確認することができるわけです。

もう一つ保健所での検診の続きの話なのですが。虫歯は35人中3~4人でしたが、歯並びの悪い子供はいつも2~3割いるのです。
つまり9人ぐらいということになります。驚くべき数字だと思いいませんか?

上と下の前歯の間に舌が入る隙間が空いている子供。下の歯が上の歯よりも前に並んでいる、いわゆる受け口の子供。上の歯が下の歯が見えないくらいにかぶさっている子供。顎が小さくて歯の並ぶスペースが足らないので歯がジグザグに並んでいる子供。もちろん軽度から重度までさまざまですが、はっきり言って異常事態です。

また、その時点で正常に見えても、このあと成長するにつれて歯並びの悪くなる子供もいるはずです。

昨年10月の兵庫区役所での健康フェアーでは「キッザニア」として子供達に歯の模型に粘土をつめてもらったのですが、その時に同時に行った歯科相談でも何件かの子供の歯並びの相談を受けました。

kizz.jpg  ←キッザニア・子供たちに歯医者さんになってもらいました。

子供の10人に9人以上が虫歯を持っていた時代から、子供の10人に約9人は歯並びが悪い時代へ突き進んでいるという話も聞きます。
その原因は一言で表すなら「現代病」と言われています。

風船を膨らますことができない子供達、ろうそくの炎を消すことができない子供達、口笛が吹けない子供達が増えてきています。
そのほとんどの子供達は口をポカンと空けて口で呼吸しています。

柔らかいファーストフードが大好きで、歯、唇、舌に大きな力が加わらないことによる、口としての機能不全。そして悪い姿勢。

私は昔、歯並びが悪いのは見た目だけの問題だと思っていました。
そして、歯科矯正は、永久歯が出てきてから、4本の小臼歯を抜いてワイヤーを歯につけて長期間かけて行うというのが常識でした。

しかしこれは今は大きな間違いです。歯並びが悪ければ、早めに対処することで、多くの子供達は4本の小臼歯を抜くこともなく、短い期間での矯正治療が可能です。(但し抜歯が必要な例外は当然あります)


また歯並びが悪いことは呼吸にも影響して全身疾患の原因になるということもわかってきました。
だからこそ3歳頃からの口の正しい使い方をトレーニングをして、体の正常な発育を促す必要があるのです。


つまり、この二つのことから、3歳までに歯医者に行くということがいかに大切かということを言いたかったわけです。
以下に詳しく説明させていただきます。

 

3歳までに歯医者に行く虫歯予防の必要性

3歳までに歯医者に行く歯列不正予防の必要性

 


 

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